【新人店長必見】最短で「利益」を上げる方法!

店長の悩み解決

店舗移動で新たな店舗の店長になった私。

もちろん会社からのミッションは「業績改善」。今回は、新人店長さんにも分かりやすく、

利益を最短で上げる方法をお伝えします。

いきなり結論ですが、それは「コスト改善」からはじめること!

さる店長
さる店長

まずは「コスト改善」から

手を付ける事がポイントなんだよ!

それでは、わかりやすく説明していきます。

動画で学びたい方は、こちらで学んで下さい

利益の求め方

以前の記事で、飲食店で1番重要な数値は「利益」だと、お伝えしました。

利益について簡単に学びたい方は、まずこちらをどうぞ!                      飲食店で一番重要な「数字」とは?

利益の求め方は

利益 = 売上 ー コスト(経費)

よって、利益を上げるには、

  • 売上を上げる
  • コストを下げる

このどちらかを「やる」しかないのです。

では、どちらから手を付けた方がよいのか?

それは「コスト改善」から手を付けた方が、効率的に利益が上がります。

「売上」or 「コスト」どっち?

いきなりですが、みなさん「売上」を100万円あげるのと?「コスト」を100万円さげるのは?

どちらがより多くの利益を上げられると思いますか?「どっちも同じじゃん!」

っと思った方も結構いるのではないですか?

さる店長
さる店長

売上100万円アップ↑

コスト100万円ダウン↓

どっちが「利益」があがるかな?

とある飲食店を例にして、学んでいきましょう♪

粗利の求め方

復習ですが、利益の求め方は

利益 = 売上 ー コスト(経費)

でした。よって今回のケースは、

となり、利益は300万円となります。

さる店長
さる店長

ここまでは、簡単♪簡単♪

さるでもわかるよね!

原価と原価率

ところで、余談ではありますが、「食材の仕入れ率」について少し説明をします。

飲食店では、食材を仕入れた費用を「原価」と言います。

また「売上」に対する「原価」の比率を「原価率」と言います。

これを踏まえて、次の例題では、原価率から、食べ物を仕入れる金額(原価)を求めてみましょう!

原価の求め方は

売上 × 原価率

よって今回のケースでは、

となり、原価は200万円となります。

それでは、本題の「売上」or 「経費」どちらがより多くの利益を生むのか?

について説明します。

「売上」が上昇した場合

先ほどの「例題」を元に勉強していきましょう。

利益を求める式は、

利益 = 売上 ー コスト(経費)

でした。これを踏まえて式をつくると

となり、利益は「400万円」!

簡単♪簡単♪と思ってしまいがちですが、

先ほど学んだ「原価の求め方」は

売上 × 原価率

でした!よって正解は、

となり、600万円に売上が伸びると、原価は

240万円になることが分かります。

これを踏まえて、利益を計算すると、

となり、売上600万円の利益は、360万円になることが分かります。よって、売上が100万円上昇した時には、60万円の利益が増える事になります。

コスト(経費)が下がった場合

続いては、コストが下がった場合を先ほどの例題を元に勉強してみましょう。

いつもの利益を求める公式

利益 = 売上 ー コスト(経費)

を使い、利益を求めると、

食べ物の仕入れ値である「原価」に関して、先月度200万円の原価だったものが、今月は100万円減少したので、今月の原価は100万円となっています。

よって、今月の利益は400万円となり、 コストが100万円下がった事により、100万円の利益上昇となります。

まとめ

みなさん如何でしたか?

それでは例題をまとめてみたいと思います。

売上100万円上昇すると上記の計算式となり

結果的に60万円の利益増となります。

逆にコストが100万円さげると

となり、利益がそっくりそのまま、100万円

増加することになります。

よって、売上を上げる。コストを下げる。

を比べると、コストを下げた方が、利益に直結することが分かります。

さる店長
さる店長

何から手をつけていいか迷ったら

まず「コスト改善」から手を付けよう。

「コスト」といっても、飲食店には数多くの

コストがあります。

  • 食材原価
  • 人件費
  • 水光熱費
  • 家賃
  • 採用費
  • 消耗品費
  • 修繕費

などなど、具体的にどのコストから改善すべきか、悩んでしまいますよね!どのコストから改善すべきかはこちらの記事を参考にしてください。

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