人間関係を良くしたいなら「ありがとう」

店長の悩み解決

皆さん、日頃「ありがとう」この言葉、使っていますか?
「接客業」や「サービス関連業」に就いている方は、沢山使っているかもしれませんが、パソコンに向き合っているお仕事をされている方は、1日に1回も使っていない!?といった方もいるかもしれません。とある調査では、1日の「ありがとう」を言う回数は、平均7.5回だそうです。
多いと感じましたか?それとも少ないと感じましたか?特に注意してほしいのが、中高年男性です。
男性は、年齢が上がれば上がるほど「ありがとう」の回数が激減するデータが出ているそうです。
「ありがとう」という言葉を聞いて「いやだな!」と感じた人はいないのではないでしょうか?なぜか不思議と「ポジティブな力」を持っている言葉「ありがとう」今回の記事は「ありがとう」の力についてまとめました。

「ありがとう」の由来

ありがとう

「ありがとう」は、漢字で書くと「有難う」と書きます。古語「有り難し(ありがたし)」がウ音便化したもの。
つまり「めったにない」という意味が原義であるそうです。
「有り難し幸せ(めったにない幸せ)」 
 ⇒ 「有り難い」「有り難き」「有り難し」 ⇒ 「ありがとう」
と変化したそうです。
昔は、今と違い、「ありがたい」事は、滅多になかったのですね。
「枕草子」では「ありがたきもの」と題して

  • 上司の悪口を言わない部下
  • 欠点の無い人
  • 姑に褒められる嫁 等

「存在しがたいもの」として、上げられています。中世に仏教信仰が深まると、奇跡(めったに起こらない事)への感謝の言葉となり、一般的なお礼の言葉として使用されるようになったそうです。

世界共通の「幸せ」ワード

幸せ親子

いきなりですが、皆さんに1つ問題です!
世界共通で、言ってもらうと、嬉しい言葉が「2語」あります。
さて何でしょう?
この流れから、だいたい想像がつくかと思いますが1つ目は・・・
「ありがとう」です。

日本語 ➡ ありがとう
英語  ➡ thank you(サンキュー)
中国語 ➡  谢谢 (シェイシェイ)

外国語でも「ありがとう」は一番初めに覚える単語ではないでしょうか?
きっと、この言葉を聞いて、皆が「嬉しくなる」言葉なので、まず1番初めに覚えるのでしょうね!
では、2つ目の言葉は、「あなたの名前」です。
この「名前」を呼ぶ!
という事も、「ありがとう」同様、年齢が上がれば上がるほど、「おい!」 「お前!」  等 名前を呼ばない人が多いと思います。
「おい!」「お前!」と言われるより、
「○○さん」と名前で呼ばれた方が、嬉しいですし、なんだか親近感が湧きますよね。
よって、「○○さん、ありがとう!」
この、「名前」「ありがとう」のコンボは、凄まじい破壊力を持っています。
ぜひぜひ、みなさん騙されたと思って、「○○さん、ありがとう!」を使って、周りの人たちを明るい気持ちにさせていきましょう。

パワーが目減りしない唯一の言葉

男性パワー

○○ちゃん!今日も、かわいいね!
○○先輩も、かわいいですね!
あ!○○さんも、かわいい!
こんな言葉を連発している人!
皆さんどう思いますか?
決して「ネガティブ」な言葉を連発しているわけではないのにも関わらず、

  • なんだか軽い
  • 皆に同じことを言ってそう
  • 信頼できない など

と思われてしまうのです。
これは、「言葉」には「力」があり、
使い続けると「力」が「目減り」する言葉と「目減り」しない言葉がある為です。
今回の例であげた「かわいい」は、「力」が「目減り」する言葉なのです。そして、「力」が「目減り」しない「言葉」の代表が
「ありがとう」なのです。
よって、「ありがとう」は、何回、何十回使っても、皆を幸せにする「力」は落ちませんので、ぜひ「口癖」にすると、自分も幸せになれるはず!

「すみません」から「ありがとう」へ

こんなシーンをよく見かけます。

上司「この前のプレゼン資料、目を通したよ。○○をもう少し変えるともっと良くなると思うよ。」

部下「わざわざすみません。参考にさせて頂きます」

「すみません」はこのように「感謝」として使われることもあります。
「気を使って頂き申し訳ない」と謙遜した様子で使われます。
この「すみません」を「ありがとう」と言い換えるだけで、受け手側も、それを聞いている人も、気持ちがプラスになるのです。

それでは、「ありがとう」に言い換えてみましょう。

上司「この前のプレゼン資料、目を通したよ。○○をもう少し変えるともっと良くなると思うよ。」

部下「ありがとうございます。非常に参考になりました。」

如何でしょうか?
「すみません」よりも「ありがとう」の方が何だか明るい感じがしませんか?
1日10回「すみません」言うより、1日10回の「ありがとう」と言った方が「幸福度」が上がるはずです。

「ありがとう」は不思議なもので、「受け手側」はもちろんの事、言った「自分」までもが、なんだかよい気持ちになります。
「伝えた側」「受け取った側」両者がWIN-WINになる言葉!
それが「ありがとう」なのです。
ぜひ誰かに、「感謝」の意を伝える時は「ありがとう」と伝えるようにしましょう。きっと喜ばれるはずです。

まとめ

皆さん如何でしたでしょうか?

  • 世界共通の幸せワード
  • パワーが目減りしない言葉
  • 「伝えた側」「受け取った側」両者がWIN-WINになる「言葉」

口癖にするなら「ありがとう」が1番良いですね。
「ありがとう」と言った分だけ、相手を幸せにでき、自分も幸せになる言葉、こんな魔法のような言葉「ありがとう」を、世界中の人々が口癖になったら、それだけで、世界がハッピーになるはずです。

まずは、一人一人が「ありがとう」を積極的に使っていきましょう。

以下の記事は、店長にとって必要な「スキル」や「経験」を私の実体験を元にストーリー形式で学べる記事となっています。ぜひこちらも参考にしてみて下さい!

コメント

タイトルとURLをコピーしました