接客は笑顔で９割決まる！

新人さんに接客を教える際、皆さんは何から教えていますか？

メニューを覚えてもらう
トレンチ（お盆）の使い方
卓番を覚えてもらう

どれも重要だと思いますが、私は接客において一番重要で、まず初めにトレーニングして覚えてもらいたいのは「笑顔」です。

なんだ「笑顔」なんて簡単で、誰もが出来るじゃん！と思った方もいるかと思いますが、その簡単な事がなかなか出来ないのが現実なのです。

ちなみに余談ですが、子供が１日に「笑顔」になる回数が400回なのに対して、大人は１日に何回笑顔になるか分かりますか？

なんと、平均13回だそうです。子供が幸せそうで、大人が不幸せそうな理由が分かりますよね！この記事では、「笑顔」の力についてまとめてみました。

印象が良くなり、人が集まる。
健康になる
幸福度が上がる
笑顔一つで、皆を幸せにできる！
まとめ

印象が良くなり、人が集まる。

みなさん、引き寄せの法則はご存知でしょうか？

◆引き寄せの法則
良いいことも悪いことも含めて、自分の心や状態に近いものが共鳴して引き寄せられてくるといった現象！

それでは、下の写真をご覧頂き、　どちらの子供に声を、かけてみたいですか？

もちろん、「笑顔」の子供の写真ですよね。
なぜ、笑顔の子供達の方が声をかけたいと思ったのか？

可愛らしいから
安心感があるから
機嫌が良さそうだから

このことからも、「笑顔」には、人を「引き寄せる力」があり、「笑顔」の人の周りにより多くの人が集まるという事です。また、「笑顔」でいることにより、相手に「良い印象」を与える事もできます。
要は「第一印象」が良くなる！という事です。

健康になる

カルフォルニア大学の研究で、

との、研究結果が出ています。
また、「笑顔」には、「免疫力」や「鎮痛作用」もあるとされています。
笑顔でいると「エンドルフィン」が分泌されるそうです。この「エンドルフィン」の鎮痛作用は強力で、なんと「モルヒネ」の６倍以上だそうです。
笑顔でいる人は、痛みにも強い！という事でなんです。
「笑顔」の多い人は、「笑顔」の少ない人に比べて、平均寿命が７年も長いというデータも出ています。

笑顔は最高の「サプリメント」！という事です。

幸福度が上がる

アメリカのバークレー大学の調査で、140名の人の卒業写真を調べ、卒業写真が「笑顔」だった人と、そうでなかった人の「30年間」を追った！という研究がありました。
その結果は、、、、、、

卒業写真で「笑顔」だった人の方が
• 結婚率が高かった
• 人間関係が充実していた
• 長生きしていた（健康であった）

という結果が出たそうです。
「笑顔」でいると、別名「幸せホルモン」と言われる「セロトニン」が分泌させるので、幸福度が上がるそうです。
そして、な、なんと１つ面白いのが、「作り笑顔」でも、この「セロトニン」は分泌されるのです。
人間の「顔」と「脳」には直結しているセンサーみたいなものがあり、「作り笑顔」でも、「脳」が勘違いをして「セロトニン」を出すのです。「脳」は凄い、複雑な部分でもあれば、ちょー単純な部分もあるのですね！

「作り笑顔」を作り、どんどん「脳」をだまして、「幸せ」になろう！

さる店長

作り笑顔でも効果抜群！

脳をだまして幸せGET！

笑顔一つで、皆を幸せにできる！

何だか気分がのらない時、子供の「笑顔」をみたら、何だか気持ちが落ち着いた！
仲間の「笑顔」をみたら、頑張ろうと前を向けた！っといった経験、皆さんもあるのではないでしょうか？
反対に、気分がいい時に、誰かに不機嫌な態度を取られると、気持ちが「萎え」てしまう事ってないでしょうか？
これは「ミラーニューロン効果」だと言えるでしょう！

◆ミラーニューロン効果
ミラーニューロンとは、周りの行動をみて、自分も同じように行動する（鏡のようにまねる）神経細胞脳の働きで、共感細胞、モノマネ細胞とも言われるものです。

目の前に悲しいんでいる人がいたら、何故か悲しくなる。楽しそうな人がいたら、何故か楽しくなる。酸っぱい梅干を食べている人がいたら、何故か酸っぱい感じがする。

これ全部「ミラーニューロン」です。
人間は、「ミラーニューロン」を使って、自分がキャッチした情報を、自分の事に置き換えて、状況を正確に把握していくのです。
よって、相手の感情に近づくように出来ているのです。
つまり、「笑顔」でいる人をみると、自分も何だか「笑顔」になってしまうわけです。
「笑顔」には「伝染力」があるというわけです。
あなたが「笑顔」でいるだけで、会う人を「笑顔」にすることができます。つまり、「笑顔」で、出会う人を「幸せ」にできるという事です。