【飲食店店長必見】コスト「0円」で売上を上げる方法

店長の悩み解決

飲食店の店長さんは色々な悩みを抱えているかと思いますが、その中でも「もっと売上を上げたい」と悩んでいる店長さんは多いのではないのでしょうか?そんな店長さんに朗報です。今回は、コストをかけずに売上を上げる方法を紹介します。

いきなり結論ですが、それは「口コミ」です。

順を追って説明致します。

集客を上げる方法

みなさん集客を上げる方法と言えば何をイメージするでしょうか?

  • TVCM
  • 折込チラシ
  • 看板設置
  • YouTube広告 など

をイメージされるのではないでしょうか?その通りで、このような「認知活動」によってお客様がお店に足を運んでみようと思い、集客が増えます。

しかしながらこれらの販促活動は、大なり小なりコストがかかります。例えば、折込チラシの一般的な反応率ってどれくらいだと思いますか?実は、一般的な折込チラシの反応率は0.1%を切るとも言われています。仮に1部10円でチラシを、1万部作成し配布した場合は、なんと10万円!この10万円をかけて、10組の来店に繋がれば上々の数値という事です。仮に客単価が2,000円、平均組人数が3名の飲食店の場合

【折込チラシ10万円分】

2,000円(単価)×3名(組人数)×10組(チラシ反応)=60,000円

となり、赤字となります。

これじゃあチラシを配布する意味ないじゃん!っと思われがちですが、【LTV(顧客生涯価値)】という考え方があり、要はチラシで1度ご来店頂いたお客様が、リピーターとなり、その後もお店に定期的に足を運んでくれる事で、短期で見たら赤字でも、長期で見た場合黒字になるという考え方です。しかしながら、チラシで1度来店して下さったお客様が、次にリピートしなければ黒字化せず、まずはリピートしてもらえる、店内体制を作ることが大切という事です。

いちご(1:5)の法則

マーケティング用語で「いちご(1:5)の法則」というものがあります。

いちご(1:5)の法則

新規のお客様を獲得するには、既存のお客様の5倍のコストがかかるという法則。

この法則からも分かるように、新規客獲得に力を入れるより、来て下さったお客様にもう1度ご来店頂く努力をした方が、コストも最小限に抑えられ、かつ長期的にも集客増が実現出来ます。

よってまず、店長のすべきことは、「新規客を増やす事」ではなく「リピーター」を増やすこと、もっと簡単に言うと「本日ご来店頂いたお客様に、もう1度お店に足を運んでもらう事」これが重要です。

さる店長
さる店長

新規客より、リピーターを増やす活動を、まずはすべきだよ!

飲食店に「再来店」しない理由

新規客を増やす事よりも、今日来てくれたお客様にもう1度来てもらう事が重要なのはわかってくれたかと思います。では、なぜお客様はなかなか再来店してくれないのか?その理由はなんだと思いますか?

  • 価格が高い
  • 料理の味が合わない
  • スタッフの対応が悪い
  • 雰囲気がいまいち
  • 店内が汚い

など、要因は色々あるかと思いますが、実は第一位は、、、

飲食店に「再来店」しない理由

第一位は『なんとなく

だそうです。「えっ」っと思った方も多いかと思いますが、特に大きな理由はなく、何となく忘れてしまう。これが1番の大きな理由なのです。

急に話が代わりますが、3日前の夜ご飯、何を食べたか5秒以内に言えますでしょうか?恐らく大半の方は答えられないのではないでしょうか?答えられた方も1週間前の夜ご飯となれば、答えられる方はごく少数になるかと思います。ちょっと脱線しましたが、人間は忘れる生き物であり、よほどインパクトがないと「なんとなく」忘れてしまうのです。

よって、お店では

  • お客様にお店を忘れさせない工夫
  • お客様に再来店を促すきっかけを与える

この2点の施策を仕組み化することが必要です。

さる店長
さる店長

お店を「忘れさせない」もしくは「思い出させる」仕組みが必要だよ!

「口コミ」のパワー

「ジョングッドマンの法則」という法則があります。超簡単に説明すると

  • 良い口コミは1人が5人に伝える
  • 悪い口コミは1人が10人に伝える
  • 直接お店にクレームを伝えるのは不満顧客の4%

このことから

  • 悪い口コミは良い口コミの2倍の拡散力がある
  • 不満があっても96%の人は、直接クレームを入れない

という事です。

今の時代、ネットやSNSが発達し、家族や友人等の「口コミ力」が年々強くなっています。ポジティブな口コミを増やすことは勿論ですが、ポジティブな口コミの2倍のパワーがある「ネガティブな口コミ」を減らすことも重要です。この「口コミ」次第で、売上を上げることも、下げることも、あるという事ですね。

ここからもわかるように、新規客獲得に力を入れる事も必要ですが、それ以上に、今日、ご来店頂いたお客様に如何に満足して、リピーターになって頂き、良き口コミを拡散してもらうかが、繁盛店になる為の秘訣という事です。

ちなみに、余談ですが、日本で1番良い口コミが溢れている場所は「ディズニーランド」です。ディズニーランドはリピーター率が97%とも98%ともいわれています。皆さんも飲食店のディズニーランドを目指しましょう。

さる店長
さる店長

良き口コミ」こそ最大の販促だよ!

まとめ

みなさん如何でしたでしょうか?新規客を増やすことも必要ですが、「いちご(1:5)の法則」でも紹介した通り、まずはコストをかけず、ご来店頂いたお客様にまた来ていただく仕組みを作り、良き「口コミ」を沢山発信してくれる環境が作れれば、自然と「良き口コミ」が新規客を呼ぶ、好循環が生まれていきます。まずは足元のひとつ、ひとつのサービスを見直してみては如何でしょうか?

今後、具体的にリピートを増やす方法について紹介したいと考えておりますので、楽しみにしていてください。

以下の記事は、店長にとって必要な「スキル」や「経験」を私の実体験を元にストーリー形式で学べる記事となっています。ぜひこちらも参考にしてみて下さい!

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