店長の悩みのと言えば、
- お客さんが来ない・・・
- 働く人が集まらない・・・
この2つが大きな悩みかと思います。どうやったらお客さんが来てくれるんだろう・・・。これはお店を営業する上で永遠のテーマですよね。集客に困っている店長さんにお勧めの1冊!
【弱者でも勝てるモノの売り方 ~お金をかけずに売上を上げるマーケティング入門~】
著書:上杉理恵子
この本のコンセプトは
効果的なマーケティングが出来れば、規模が小さくても、知名度が無くても、値段が高くても、商品やサービスを売ることが出来ます。
「弱者が強者に打ち勝つための、武器としてのマーケティング」
弱者でも勝てるモノの売り方 ~お金をかけずに売上を上げるマーケティング入門~
マーケティングって何?聞いたことはあるけど、、、何だか難しくて、、、といった方に超お勧めです。また、本を正直苦手だな、、、。といった方にも安心。まさにこの本の主人公は、マーケティングの「マ」の字も知らない、飲食店経験もない新米店長がマーケティングを学びお店を復活させていく物語!その物語を通して、ストーリ仕立てで「マーケティング」を学べる良本です。この本を読んだ感想を私なりにまとめさせて頂きます。ぜひ本屋さんやオーディオブックで手に取って、読み聞きしてみて下さい。
とにかく読みやすい!
この本の「はじめに」に記載されているのですが、
マーケティングとは本来とてもシンプルなもの。子供でも理解できるほどわかりやすいものです。出来る限り専門用語や難しい理論は省き「これでもか!」というくらい優しく書いたのが本書の特徴、その①
弱者でも勝てるモノの売り方 ~お金をかけずに売上を上げるマーケティング入門~
とあるように、とにかく読みやすいです。
本の総ページ数も143ページと一気に読める量です。つぶれそうな喫茶店を新米店長がマーケティングを学びながら再生させていくストーリーで、飲食店店長さんは、共感しながら一気に読み上げられると思います。
実践しやすい
- 3C分析
- STP分析
- 4P分析
- クロスSWOT分析
これらは、本書にのっているマーケティング用語です。この本を読めばこれらの内容について学べます。やっぱり難しそう・・・と思った方。安心して下さい!これらを小学生でもわかる内容で書かれています。例えば、3C分析・・・Customer(市場・顧客)、Competitor(競合)、Company(自社)の頭文字の「C」を取って、3Cといわれていますが、この分析を使う事によって、自分のお店の「強み」が浮き彫りになってきます。自店の「強み」を知ることで、マーケティングがしやすくなるはずです。本書を読み、これらの分析をまず自店に置き換えて実施してみることで、お客様がなぜ自店を利用しているのか?どのようなお客様が多いのか?そのお客様は何に価値を感じているのか?などが明確になってくるはずです。ぜひ読み進め、活用して頂けると嬉しいです。
マーケティングに興味が湧く
なんだかマーケティングとは、凄く難しく、とっつきにくいイメージだったのですが、この本を読んで、マーケティングを学び実践していく事で、より高い成果を出しやすくなると確信しました。
私は飲食店の店長をしていたので、集客が無いと、
- ビラ撒き
- メルマガ配信(LINEも)
- 近隣法人営業
など闇雲に、とりあえず行動!と質より量で行動していましたが、この本で学んだ「4P分析」を活用し、それぞれの客層に対してのインセンティブ内容を変更しました。例を以下に記載します。
今までは、どの属性にも「ドリンク1杯無料」をサービスしておりましたが、属性によりサービス内容を変更したら、回収率が10%も上昇しました。
このように、店舗の些細なことからマーケティングを取り入れることにより、この本のコンセプトである「弱者が強者に打ち勝つための武器としてのマーケティング」を実現させてください。
今後も、定期的にお勧めの本を紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
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