【正社員版】面接時、必ず聞かれる質問5選!(転職)

店長の悩み解決

皆さん明けましておめでとうございます!新たな年を迎えて、新たな目標を掲げた方も多いのではないでしょうか?私の友人でも今年は【転職活動】を始めるぞ!と言う方がいらっしゃいました。飲食店での面接ってどんな流れで、どんな内容の質問をされるの?と質問を頂いたので、飲食業界歴20年、面接対応者は500名を超えている私が、今回は飲食店での正社員面接の対策について紹介したいと思います!、転職を考えている方、転職活動真っ最中の方、ぜひ参考にして頂き、良き転職活動に繋げて下さい。

面接の大枠の流れ

まずは、面接の流れを頭に入れておくだけで、だいぶリラックスして面接に臨めるかと思います。だいたいの面接の流れは以下の通りで進んでいきます。

①自己紹介

②職務経歴書に沿った質問

③転職理由&志望動機

④入社後のビジョン

⑤逆質問

上記のような流れで大枠は進んでいきます。特に大手企業などの面接対応者数が多い企業は、ある程度の面接フォーマットに沿った形で面接を実施しております。面接判断者の気持ちになれば、都度面接の仕方を変えるより、面接フォーマットに沿って面接を実施していく方が、遥かに効率的でかつ、面接者を比較評価しやすいので、これはうなずけます。2次、3次、最終面談と進むにつれて、より形式から外れた面談内容になることもあるかとは思いますが、特に1次面談は上記の流れで進むことが多いです。まずはこの流れに沿って、面接対策をしていく事で、自信をつけていきましょう。これ以降に関しては上記面接の流れの質問に対する対策を紹介していきます。

さる店長
さる店長

まずは面接の流れをイメージし練習をしていこう♪

自己紹介

面接官
面接官

それでは、履歴書、職務経歴書に沿って簡単な自己紹介をお願いします。

まず面接のスタートはこの質問からスタートするケースが多いです。この自己紹介でのポイント

「とにかく簡潔に!」

です。面接官の方から「簡単に」や「簡潔に」自己紹介をして下さい。と質問されているので、当たり前ですが、「簡単に」そして「簡潔に」自己紹介をするのが正解です。時間は約60秒~90秒程度が良いかと思います。

そんなに簡潔で大丈夫?もっと自分をアピールした方が好印象な気がするけど。。。と思った方、ここでダラダラと長時間アピールするのは、イメージダウンに繋がります。面接官からの要求は、「簡単な自己紹介をしてもらいたい」です。この要求に対して、ダラダラと自己アピールをしたら、この人はコミニケーション能力に問題がありそうだなぁ!と思われてしまいます。まずは1分間を目標に自分の今までのキャリアに沿った自己紹介を作り、練習し話せるようにしましょう。参考までに以下に簡単な自己紹介例を紹介します。

1分間自己紹介例(前職IT、飲食会社2社の転職の方)

本日はお忙しい中貴重なお時間をいただき誠にありがとうございます。さる店長と申します。私は新卒でIT業界に進み、約○年プログラマーとして勤務し、飲食業界に興味があり、転職をしております。飲食のスタートは○○というステーキ専門店にて、オープニングスタッフとして、アルバイトから勤務しました。社員、店長、統轄店長とキャリアアップし、よりサービスレベルを上げたいと思い、現在の会社に転職をしております。現在勤務の会社では、○年勤務しており、現在はマネージャーとして、10店舗の店舗を管理しております。本日は何卒よろしくお願いします。

このぐらい、サッパリしていて大丈夫です。面接官が気になる所があれば、この後の質問で必ず深掘りしてくれますので、自己紹介は「簡潔さ」を重視しましょう。

さる店長
さる店長

自己紹介は簡潔さを重視しよう♪

職務経歴の確認

自己紹介が終わると、今度は面接官から履歴書や職務経歴書に記載のある内容の、深掘り質問が飛んできます。事前に質問される内容をイメージし練習しておくことで対応が出来ると思います。職務経歴書に関する質問は以下の質問が多いです。

  • 1~3社目を選んだ理由
  • 飲食業界を選んだ理由
  • 現職での職務内容
  • 退職理由
  • 成功体験&失敗体験
  • どんな仕事が大変だったか?それをどう乗り越えたか?

職務経歴書に沿って、このような質問がされていきます。まずは、自身の職務経歴書を洗い出し、上記質問に対してなるべくポジティブに返答することで面接官に良い印象を持ってもらえるように、練習をしましょう。

さる店長
さる店長

ポジティブに返答することを練習しよう♪

転職理由&志望動機

続いての質問は「転職理由」と「当社の志望動機」。これは鉄板の質問で、100%聞かれます。ポイントはこの2つの質問をセットとして捉えて、転職理由と志望動機が一貫しているようにしましょう。例えば、「お金」に不満があって転職活動しているのに、志望動機は「休みが多い」だと、何だかが一貫性がないですよね。このような回答ですと、面接官の印象は「本当のこといっているのかなぁ?」と疑いの目で見るようになり、印象が下がります。仮にお金の面での転職理由の場合の回答例をあげてみます。

面接官
面接官

転職理由を教えて下さい

さる店長
さる店長

はい!ご質問ありがとうございます。年収を更に上げたいのが1番の理由です。現職でも評価はして頂いているものの、正直頭打ちの状況です。その分御社は、業界水準よりも高い報酬形態であり、更に成果を上げればしっかりと評価される評価制度も整っていると伺ったので、御社を志望しました。

ちょっとざっくりとはしていますが、上記例は一貫性はありますよね。あくまでもポイントは、「転職理由」と「志望動機」をセットとして捉えて、一貫性をがある回答をする事です。どんなに良い回答でも、ここに一貫性が無いと、面接官の評価は下がります。

入社後のビジョン

続いて頻発する質問は「入社後のビジョン」に関する質問です。この質問の意図は大きく分けて以下の3つです。

  • 事前に企業の事を、ある程度調べられているか?(入社意思
  • 仕事への意欲
  • 自身の強みを理解できているか?(自己分析力

これらを面接官は知りたいと思い、「入社後のビジョン」を質問します。もう少し具体的に説明していきます。

入社意思について

まず前提として、入社後のビジョンについては、その企業で数年後にどうなりたいか?を聞いています。そこでその企業と全く関係のない事を答えたら、面接官の評価は、当たり前ですが下がります。事前にその企業の強みや今後力を入れていくであろう事業について調べ、その強みの事業で活躍したい!その為にまずは、○○に力を入れていきたいです!と伝えると、面接官も納得してくれるはずです。ポイントは事前に調べ、その企業でしかできない事をアピールする事!「そのビジョンは他者でも実現できるよね。」と面接官に思われたら負けです。まずは会社のHPやSNS等を調べ、企業の強みをしっかりと事前に調べることから始めてみましょう。

さる店長
さる店長

受験企業の強みを調べることが重要だよ♪

仕事への意欲

この質問から、仕事への意欲もアピールできます。簡単な例を紹介します。

面接官
面接官

入社後のビジョンを教えて下さい。

さる店長
さる店長

はい!質問ありがとうございます。3年後には、トレーナーとして活躍したいと考えております。御社のHPを拝見し、これから5年間で、店舗数を国内外で300店舗出店し、さらに接客レベルの向上を徹底的に上げていく方針だと知りました。私自身店舗マネージャーとして人材育成に10年以上携わっており、人を育て、育てた人を介してお客様に喜んで頂き、その結果リピーターさんが増え、お客様の来店頻度が上がり、増収増益を達成してきました。私の強みは人材育成だと自負しており、トレーナーのポジションは、私の強みを活かせると思っております。また、外国籍の人材も多く在籍していると伺いました。私は、海外に興味があり、日頃英語の勉強をしております、現在TOEIC700点台ですが、入社までには800点台まで上げることが目標で日々勉強しております。外国籍の方へも英語で日本人と同様の指導をし、外国籍の接客レベルを上昇させていきたいと考えております。

ざっくりですが、このようなアピールできれば、面接官としては、自社のことを良く調べてきてくれているなぁ。そして働く意欲もたかそうだなぁ。と評価してくれると思います。

自己分析力

3つ目は、自己分析力です。自分の強みを理解しているかという事です。自分の強みとやりたい事(ビジョン)が一貫していると、面接官は納得してくれます。

上記の回答例では、「人材育成」が強み、だから人を教育する「トレーナー」の仕事に就きたい。また、最近の採用傾向を調べると「海外の人材」が多いことを知る。だから自身の「英語力」を伸ばし、日本語だけでなく英語でも指導できる語学力を日々勉強している。と面接官に伝わり、3つのポイントを抑える事ができ、面接官に好印象を与えることが出来るはずです。まとめると、

となり、調べた「企業の課題」と「自身の強み」がマッチしている事で、高評価に使がるはずです。

さる店長
さる店長

「企業の課題」と「自身の強み」がマッチしたビジョンを語れると高評価だよ♪

逆質問

面接の締めくくりは「逆質問」で終わるのがほとんどです。

面接官
面接官

何か質問はありますか?

面接の終盤で、面接官から「何か質問はありますか?」と声をかけられます。ここで先に絶対にやってはいけない事をお伝えしておきます。それは以下の回答をすること!!

さる店長
さる店長

いいえ!特にありません!

面接で、ぼろを出さないように「無い」と言っておいた方が良いのでは!と考え特に質問しない方もいらっしゃいますが、この回答はお勧めできません。なぜ「逆質問」をした方が良いかというと

  • 志望度が高い事をアピールできるから
  • 会社の理解を深めるため

の2点があります。

まず1点目は「志望度が高い事をアピールできる」ことです。もしあなたが面接官だった場合、全く質問がない応募者と沢山質問してくる応募者がいたら、どちらの方がうちの会社に入りたいと感じるでしょうか?大多数の方が後者の沢山質問してくる方に対して、入社意思が高いと感じると思います。なので質問はした方がポイントは高いと言えます。しかしただ闇雲に質問をしまくれば良いという訳ではありません。そこで、逆質問でやってはいけない質問をお教えします。それは「調べればすぐにわかること」です。例えば求人票に「勤務時間」や「休み」について記載がされているのにも関わらず、

さる店長
さる店長

月の休みは何日ですか?

就業時間は何時から何時までですか?

などと、質問してしまうと、面接官は「この方は求人票を見てないのかなぁ?」と不安に思われてしまい、逆質問をせっかくしたのに、返って評価を落としてしまう事があります。

じゃあどんな質問をすればいいか、分からないんだけど…。と思った方、安心して下さい。どんな質問をすればよいかを教えます。それは2点目の「会社の理解を深める」質問です。求人票やHP等に掲載がなくて、気になっている事を質問すればよいのです。例を以下に上げます。

  • 1日の仕事の流れを教えて頂けますか?
  • 自身のポジション(店長やトレーナーなど)で活躍されている方の特徴を教えて下さい?
  • トレーナーとして活躍したいのですが、入社後のキャリアパスを教えて下さい?
  • 将来的にキャリアアップを目指したいのですが、評価制度はどのようになっているのでしょうか?
  • ○○さん(面接官)の今まで面接してきた中で、この人は活躍すると思った共通点があれば教えて下さい?

などの逆質問をあらかじめ、5つ程度は用意しておきましょう。ここ最近は企業側もミスマッチングを防ぐため、この逆質問に時間を大きく割く企業が増えてきています。面接はだいたい1時間程度が多いのですが、逆質問に30分程度の時間配分をしている企業もあります。1、2個しか用意しておらず、あたふたしまわぬように、最低でも5つは用意しておくことをお勧めします。

まとめ

如何でしたでしょうか?

①自己紹介
②職務経歴書に沿った質問
③転職理由&志望動機
④入社後のビジョン
⑤逆質問

この面接の流れに沿った、質問の回答を自身で考え、そしてひたすら練習するのみです。カンペなしでスラスラ自分の言葉で話せるようになれば、面接通過率もかなり上がるはずです。ぜひこの記事を参考に面接対策に力を入れて下さい。

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